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アメリカに渡ったサムライ

こんにちは、Bridal-Soraの竹中です。だいぶ秋めいてきましたね〜。撮影していても気持ちいい風が吹いてます。秋の紅葉ロケーションフォトも続々とご予約いただいてて、撮影がとても楽しみです。

 

アメリカ・カリフォルニアから奈良へロケーションフォト

僕がたまたまアメリカで写真の勉強し仕事をしていたからなのか、Bridal-Soraは外国の方や海外在住の日本人のお客さまが多いんです。本日ご紹介する酒匂さまもそんなお二人。

愛知県から単身ロサンゼルスに渡った新郎・栄太郎さん。日本で働いてたバーテンダーの経験を生かしながら英語を覚え、いまやプロギタリストとしてアメリカ中を飛び回る生活。アメリカに渡ってすぐの頃、仕事終わってアパートに帰ってからの深夜に英語の字幕を出す機械を使って映画やテレビを見ながら独学で語学を磨いたそうです。カリフォルニアはメキシコ人も多く、英語を話せない人向けにこういった英語字幕を出す装置が売られているのですが、僕もそれを使って勉強したことあるので、本当に共感することがありました。

 

地毛で日本髪・和装白無垢の前撮り

今、ロサンゼルスで栄太郎さんを支える新婦・由記さんは今回「地毛で日本髪を結う」というミッションを持って奈良にお越しいただきました。うちのベテラン美容師は代々髪結いの家で生まれ育ってるので日本髪が大得意。今回の撮影も首を長くして待ってたんですよ。桜と白無垢、日本髪。これぞ日本人でしょ〜!

 

最近は洋髪でも綿帽子をかぶれる器具があるのですが、やはり日本髪だと美しいラインが出て、「ああ、いいなあ」と惚れ惚れします。

奈良を巡る桜ロケーションフォトの旅

今回は奈良公園周辺が混み合う春の桜シーズンということで、県内各地をロケ車で移動しながら遠足気分で撮影を楽しんでいただく計画を立てました。

白無垢から色打掛にお色直しして、桜が綺麗に咲いているポイントを狙い撃ちで移動しながら撮影です。僕、奈良ローカルですので日々移り変わる桜前線を把握しながらピンポイントでベストな場所にお連れ出来るんです。

人っ子一人いないこんな貸切の場所が!ときおり吹く風に桜の花がゆれて、それはそれは風情のある景色の中で撮影が続きます。

まるで風景画の中にお二人がいてるような写真。他の誰にも邪魔されずにお二人だけの撮影。僕のロケーションフォトは、僕や美容師がお二人に貸切状態で1日楽しんでいただけるのが良いですね。

奈良公園は鹿が食べてしまうので、桜の枝が下のほうにない木が多いのですが、場所を変えれば大丈夫。ど〜んと見事な桜が咲いています。

この場所にこういう光が回ってくるのを計算しての移動です。桜は時間によって表情を変えます。夕方のこの時間、ドラマチックな撮影です。

奈良 桜 ウェディング

菜の花畑での撮影

さらに県内を移動します。渋滞する道路を外しながら、菜の花畑に到着。

新郎さんの自然なエスコートはさすがアメリカ仕込み。

ギリギリでサンセットにも間に合いました。南カリフォルニア、PCHを走りながらの夕陽は僕も新郎さんも大好きなのですが、奈良のサンセットも綺麗でしょ。

最後に夜桜でロケーションフォト終了

なかなかお元気なお二人。僕が「せっかくだから、もう一箇所撮影行っていいかなあ?」とお伺いするとOKのお返事。夜桜バックでこの日の撮影は終了しました。みんなお腹もペコペコ。1日やりきりました!

このお仕事をしてると、毎年数多くのお客さまとの出会いがあります。その中でも今回のお二人には日本人のサムライスピリットを感じました。特に、日本に住んでいる僕なんかよりはるかに丁寧な言葉使い。これにはすごく尊敬です。アメリカで成功するのに苦労もされたことでしょう。その中で日本人のアイデンティティをより高め、自分という人間を現地社会で認めさせる生き方。それがこの丁寧な物腰に繋がっているのかもしれません。

 

Eitaro Sakoの応援お願いします。

アメリカ各地でライブ活動しておられるので、タイミング合う方はぜひ!。栄太郎さん、由記さん、カリフォルニアで美味しいメキシカン食べながらコロナでも飲みましょう!

https://www.youtube.com/c/EitaroSako

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http://eitaroguitar.hatenablog.com/

 

奈良で桜や紅葉、新緑のロケーションフォト・前撮り後撮り・フォトウェディングはBridal-Sora