神社で白無垢ロケーションフォト

こんにちは、Bridal-Soraの竹中です。梅雨入りしましたね〜。今年は春から雨が少なく奈良公園もカラカラだったので恵みの雨です。歩いていても、草木が雨を吸い込んで喜んでいるのがよくわかります。そんな6月の梅雨ですが今週は天気予報でも晴れの日が続いていたのでロケーションフォトで前撮りに行ってきました。

光をどう使うのか？ロケーションフォトは腕の見せ所

キラキラした日差しが夏を思わせるような午後。一年で一番日照時間が長い時期なので、午後からゆったりとお支度して、そのあと日没まで撮影します。

午後遅い時間の光。お二人を逆光で照らして背景から浮き立つように撮影。白無垢と黒い紋付、朱塗りの神社が正統派なイメージで、これぞ和装といった一枚。

人っ子一人いない奈良公園。遠くに鐘の音が聞こえる以外はお二人の笑い声のみ。贅沢な前撮りです。顔なじみの鹿の群れだったので僕をみたらすぐに寄ってきてくれました。奈良公園の鹿も気性の荒い子達、比較的おとなしい子達といろいろな群れがいてるので、いつも襲われないようにおとなしい群れを選んでお二人をお連れしています。気性の荒い雄鹿がせんべい欲しさに立ち上がると男性でも簡単に押し倒されてしまうんです。

白無垢のお嫁さんには赤い番傘、紋付のお婿さんには白い番傘。深い緑の奈良公園とお二人のコントラストが一枚の絵画になるようにシャッターを切りました。1300年の歴史を誇る古都・奈良ならではの写真を撮りたい。いつもそう思っています。

奈良の良さは観光では伝わらない

日没後の奈良もたまらなく美しい。観光客もいませんが、こんな美しい時間をもっと沢山の人に知ってもらいたいなあ。何もしなくていいんです。ぼ〜っと景色を眺めている時間がとっても贅沢。それが奈良のいいところ。オレンジ色の夕陽からピンク、ブルーとグラデーションが目まぐるしく変化するマジックアワー。ほんのわずかなこの時間、この場所を求めて移動してきました。撮影だけじゃなく、お二人にこの時間にこの場所にいて欲しかったんです。

ロケーションフォトを通じて奈良の良さを発信する

僕が旅すると時って観光にはあまり興味がなく、その街の空気や雰囲気、空や海をのんびり感じるのが好き。毎年訪れるヨセミテも夕方から夜にかけてグレイシャーポイントでハーフドームを見つめたり。同じようにそんな無の時間を過ごせるのが奈良なんですよね。東大寺や鹿だけでない奈良の魅力。ロケーションフォトを通してもっと発信していきたいです。

奈良で和装の前撮りやロケーションフォト、フォトウェディングはBridal-Sora