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お振袖を花嫁支度で結婚式ロケーションフォトの前撮り@奈良公園

こんにちは、奈良のロケーションフォトBridal-Soraの竹中です。全然雨が降ってなかった関西ですが、先週からようやく梅雨入りしました。やっぱり雨が降るとしっとり艶っぽくなりグリーンも深くてロケーション撮影には最高の季節が続きます。

さて、今日は最近多いお振袖での結婚式前撮りのお客様。二十歳の成人式に買ってもらったり、お母さんの振袖が箪笥に眠っていたりと案外、振袖をお持ちの方が多いんです。友達や親戚の結婚式に数回着ただけで、、、というのが普通で、それも勿体無い。せっかく自分の結婚式なんだからどんどん振袖を着てあげて欲しいなあというのが僕の気持ちでもあります。そんな振袖ですが、成人式と違って結婚式で使うのにはいくつかお支度(着付け)におけるポイントがあります。

 

振袖を花嫁支度にするポイント

 

1)抱え帯

帯の下に「抱え帯」という帯を添えます。

振袖 花嫁支度 結婚式

すこしわかりにくいですが、この写真で言えばお嫁さんの手の少し上、お端折のところにあるのが「抱え帯」です。

2)懐剣(かいけん)、筥迫(はこせこ)、末広「すえひろ」

帯に挿すのが「懐剣」。昔は短刀が入っていてお守り的なものです。「筥迫」は以前は成人式のときにも使ってたのですが、最近は少数派になりました。ただ花嫁支度ではマスト。昔のハンドバッグでそれが小さくなり装飾として使われています。「末広」は扇子で「末広がりに幸せが続く」という縁起物です。上の写真でお嫁さんが手に持っているのが末広ですね。

3)襟

成人式のときよりも襟を抜きます。「衣紋を抜く」というのですが、わかりやすく言うと襟の隙間を背中にそって後ろに広げるんです。これをするとより「艶っぽく」見えるんですよ。やりすぎないのがポイント。このあたりのバランスは弊社のベテラン美容師にお任せください。

「抱え帯」「懐剣」「筥迫」「末広」といった小物はこちらで用意しています。なのでご自前の振袖をお持ちいただくだけでオッケー。打ち合わせ時にお持ちいただくと色合わせ等を美容師と確認できるので助かります。

 

きっちりした型物写真は自社スタジオで撮影

ブライダルそらでは、上の写真のような「型物」と呼ばれるきっちりしたポーズ写真も必ず撮影します。僕、写真館を二軒経営してるので衣装だったり美容ルームやスタジオも(当たり前だけど)持ってます。婚礼用打掛のときもスタジオで必ずこれを撮影。ロケーションフォトに出かける時はお嫁さんの負担を減らして動きやすくする為に、裾をあげて紐で固定する「お抱え」状態にしますが、、やはり裾を下ろしたきちんとした写真も撮りたいもの。よく外で赤い毛氈引いてそこで型物を撮っているのも見かけますが、僕的にロケーションで毛氈っていうのがなんだか不自然な感じがするんです。着物が汚るのが嫌だから毛氈、、、っていう安易な考えが好きじゃない。きっちりした写真はきっちりしたスタジオで撮りたい!というのがブライダルそらのポリシー。

次回は実際に振袖を花嫁支度にして、ロケーションフォトでどんな撮影ができるのかをご紹介しますね。

 

奈良で「振袖」や「打掛」「白無垢」といった和装のロケーションフォト撮影はブライダルそら