風景写真のような結婚写真

こんにちは、Bridal-Soraの竹中です。秋もどんどん深まり、ぼちぼち紅葉の葉も色が変わってきました。ロケーションフォトの前撮りもお天気に恵まれて順調に進んでいます。

浮見堂周辺も、ほんのり色づいてきた葉っぱに夕陽があたる時間に撮影すると、とっても綺麗ですね。通常、ロケーションフォトは朝からお支度、スタジオでオーソドックスな型物撮影をこなし、午後に外に出かけます。奈良公園を中心に奈良県内各地をまわって撮影するのですが、この時期は日照時間が短いので「どこで、いつ撮影するか」を計算しながら移動します。場所によっては観光客が沢山いてはりますし、その方達が帰ったあとに空いた時間で撮りたい。季節と時間に左右される光の加減も考えているんです。

少し脚をのばして橿原市にある藤原宮跡へ。コスモス満開です。春は菜の花と桜が綺麗なんですよ。

最後は若草山の山頂へ。サンセットを撮った後に日没を待ってのナイトショット。新日本三大夜景、奈良盆地を見渡せる場所はそこにいるだけで気持ちいい。

撮影終わってさあ帰ろうと空を見上げたらなんと満月が！「奈良が好き！」と兵庫県西宮市からお越しいただいたお二人にとっておきのお土産を撮影できました。

今回お二人から「最初は、ロケーションフォトなんて安けりゃなんでもいいと思っていたんです。でもインスタでBridal-Soraの竹中さんの写真を見つけて、この人しかない！とファンになってしまいました。風景写真のようにウェディングフォトを撮ってるのは竹中さんしかいなかったんです。正直、予算オーバーでしたがやっぱりお願いしてよかった！今日の撮影もとっても楽しくて着物も脱ぎたくない。１日あっという間だったけど、この日が終わらせたくない気分です！」とお言葉いただきました。

僕、学生時代にアンセルアダムスに憧れて、アメリカのナショナルパークをキャンプしながら撮影してました。それを数年前から再開したんです。ヨセミテ、イエローストーン、セコイヤ、ジョシュアトゥリー。来年はグランドサークルやデスバレーにも行く予定。日本語の聞こえない場所で、日本とは違う空気を吸い、風を感じながらシャッターを切る。それで奈良を普段とは違った感覚で見れ始めたと思います。僕にしか撮れない奈良の結婚写真、もっともっと追求していきたいですね。

奈良で風景写真のような結婚写真はBridal-Sora