当たり前を見直して価値にする
あけましておめでとうございます。Bridal-Soraの竹中です。今年は4日から撮影初めでした。昨日は宝塚、今日は奈良で仕事です。
去年の今頃は、宝塚のスタジオ設計について年末からのまさかの大どんでん(僕がどうしても外観デザインにオッケー出せずに、降り出しに戻しちゃった)で、年始に建築確認の申請しないと8月オープンに間に合わない状況で本当に慌ただしかった。あっという間に半年すぎてオープン。その頃は奈良店も繁忙期で、宝塚にヘルプいってる間に秋の紅葉ロケシーズン。気がついたら大晦日、、、。今年はきちんと考えて一年過ごそうと思い、話題の鴻池スターバックスにやってきました。
日本一といわれる美しい富山のお店ほどではないものの(お店もそうだけど周りの環境が違いすぎる)、いいデザイン。最近のスタバっぽい感じを継承してます。
中はこんな感じ。冬休みということもあって店内はイオンモールのスタバ状態、、、かなり賑やかです。朝イチか夜は落ち着けると思うのでその時間がおすすめ。
冬の雨空ということもあって外は誰もいなかったけど、個人的にはこのスペースが一番いいと思う。暖かくなったら気持ち良さそう。
ここね。外向きが開放的でいい感じ。
随分前に買って、軽く一通り読んだ師匠、藤村先生の本。あらためてきちんと読み直しました。で、今年の目標は「自分の中の価値を見出す」こと。改めて考えてみると、自分の中で当たり前、普通だと思っていることが日本では当たり前じゃなかったり、驚かれたりすることがある。ホテルや空港でコンセント見つけたら座り込んでマック立ち上げたり、大学の授業中に先生を下の名前で読んで質問したり、自分が経験したり見てきた景色が日本ではあまりなじみがない行為だったりする。あるいは周りがスマホで綺麗な夕陽とってるときに地面に写り込んだ影に夢中になったりするのも自分独自の感覚かもしれない。
日本に帰ってきた二十年前はなにもかもが衝撃的で「これがカルチャーショックか、、」と感じたものの、なんとなく日本の社会やビジネスに自分を合わせてきたのかもしれない。写真もそうだし、考えかたや、行動も。それが従来の日本でうまくやっていく手段だった感じもする。でも、これからは個性を生かす時代。写真館だってもっと個性的になっていい。今までの写真館ビジネスの枠を超えてもいいんだと思うようになった本日。
朧げで、モヤっとしたものだけど自分が進むべき方向は見えてきた気がする。当たり前という概念に流されずに自分の中にあるものを引き出す年にしたいな。新しいものを手に入れるのは簡単だけど、自分にある価値を見つけるって奥が深くていい。