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「大将は動いたらアカン!」のですが、、、

こんにちは,スタジオオレンジとBridal-Soraの竹中です。
この時期、京都ではコンチキチンの祇園祭り。学生時代を想い出します。

昔、「ふるさと創世事業」というのがありました。政府が地方自治体に一億円をバラまき、金のカツオやら日本一の滑り台やら(この頃、日本一のXXっていうのが流行)そんなもんに使ってました。京都は「町衆文化フェスティバル」というイベントを開催し、たまたま僕の所属するゼミの木津川先生がそれのプロデューサー、当時ゼミ長だった僕が学生スタッフのアタマを張ることになったんです。京都市サイドや市民のスタッフの方々も多く京都という土地柄、学生では絶対に行けないような祇園のお店(メニューに値段が書いてない)で「これ一匹いくらなんだろう???」と思いながら天ぷらや高級なお料理をごちそうになったり、今から思えば本当に貴重な体験をさせていただきました。それになんせ政府からのお金ですからね。自分でそれを自由に使える!ということでテンションも高く楽しかったです。若かったし徹夜も平気だったな。当時流行ってた「Bar isn’t it」に入り浸り、インナーサークルとかSnowをウーハーでガンガン聞いてた時代。

その町衆文化フェスティバル、一年の準備期間を経て5月のゴールデンウィークに鴨川の河川敷を三条〜四条間を貸し切っての大きなイベント。当時乗ってた真っ赤なサーフも河原に乗り付けてバタバタと動き回ってました。ボランティアも含め沢山スタッフいてるのに自分が動かないと落ち着かなかった、、、。そんな僕を見て、木津川先生が一言「竹中くん、大将は動いたらアカンのや!スタッフ動かして自分はココでじっと座っとくんや!」とメインテントに座らされました。

たしかにそこでじっとして、状況を観察しているほうが効率がいい。時間の無駄もなくいろいろな事がスムースに進む、、、。勉強になりました。今の会社作ってからも、スタッフが少なかった最初は自分も動いてたけど最近はなるべく現場を俯瞰するように。ここ数年は指名以外はカメラを持つ事も無く、マーケティングとマネージメントに専念。でも、、、、新しいことを始めるときはやっぱり動きたい!じっと見てるのは性に合いません。

実は宝塚市に新しくスタジオをオープンすることになりました。スタジオオレンジ・モンテシートといいます。8月3日のオープンに向けて最後の仕上げ中。今回も手作りな部分が多く、好奇心旺盛な僕はなんでも自分でやってみたい!

什器も自分で鉄の角パイプで好みのものにしたかったんです。溶接機が面白くて、これあったらいろいろなモノ自分で作れるなあ〜(道具買うの好き)とか思ったり。なのでしばらくは現場でバタバタかな。しばらくして落ち着いたらスタッフに任せます。それまで木津川先生スミマセン。