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ゆきあいの空

こんにちは、奈良の写真館スタジオオレンジとロケーション撮影Bridal-Soraの竹中です。

7月8月9月と日本全国あちこちへの出張が多かった。飛行機が好きなので、移動はほぼ飛行機、たまに新幹線。親戚がJALに勤めていたこともあり幼い頃から筋金入りのJALファン。小学校1年生から一人で飛行機のって東京いってました。もちろん現地ではお迎えきてくれてるけど、帰りは伊丹から阿倍野までバス乗って、そこから近鉄電車で実家まで一人で帰ってた。だからいまでも飛び回るのは苦じゃない。

今まで数多くのフライトを経験してきたけど、今日の便は特別。着陸後、ターミナルまで滑走路を移動中のCAさんのアナウンス

「本日は日本航空をご利用いただき、誠にありがとうございました。当機は175人のお客様と5人のかわいい赤ちゃんをのせて安全第一で運航してまいりました。(中略)窓の外には、夏の雲と秋の雲がいりまじって見られます。これを「ゆきあいの空」と呼ぶそうです。一度に二つの季節をたのしむことができるこの時期、ふと足を止めて空を見上げて、ご覧になってください。(以下略)」

思わず、読書のために閉めていたシェードを上げて外を見ましたよ!

滑走路から見えるのはまさに「ゆきあいの空」左に入道雲が残っているものの、右はまさに秋の雲。

「ゆきあい」とは「行き合い」と書いて「出会い」という意味。冬から春、春から夏、夏から秋、秋から冬。季節が出会いまたわかれてゆく。特に夏から秋にかけての空をこう呼ぶみたいです。季節によって雲の種類が違うのは知ってるけど、こんな素敵な呼び方があるのは初めて知りました。日本人らしい美しい響きをもったこの言葉、それを教えてくれた顔もわからないCAさんに思わずキュンキュンときめいたとともに、そんな事を言えるすばらしい人たちが働いているJALがやっぱり好きだなと再確認した東京へのフライトでした。