奈良で桜ロケーションフォト　

こんにちは、ブライダルそらの竹中です。ご無沙汰しております。世間はコロナ騒動ですが皆さんお元気でしょうか？

僕は三月中旬から四月上旬にかけての毎春恒例「奈良の桜ロケーションフォト」が無事に終了し、いまはホッと一息つきながら撮影したデータを現像し作品つくりをしているところです。奈良市も昨日まで寒かったのですが、今日からは２０度越え、来週末は２５度の予想と大好きな季節になってきました。僕、基本的に春秋ものの洋服をあまりもっておらず、Tシャツかダウンみたいな極端な感覚。この時期はパーカーでなんとかしのぐのです（笑）。

せっかくなので今年の春の撮影より作品をご紹介していきたいと思います。今日は3月25日に撮影させていただいたお二人。

今年は、桜の開花が早いとの予想でしたが早かったのは関東で奈良は例年通り。昼間はごらんのポカポカ陽気でしたが夜は冷え込んでくれたおかげで桜が長持ちしました。鹿の毛もまだ冬毛のまま。

新芽が芽吹きはじめ、その中に桜が咲いて風にゆらゆらと揺れている。ふんわりした空気があたりを包みながらの撮影が続きます。気持ちよさそうでしょう？

奈良のいいところは本当に自然豊かな場所での撮影ができること。指輪もそこらに転がっている木の上で。結婚指輪と婚約指輪。お二人の想いをリングに封じ込める気持ちで撮りました。

夕方、日が暮れ出すと遠くに鹿の鳴き声が聞こえ始めます。お寺の鐘の音もゴーンゴーンと響き、まるで万葉集の世界にトリップした感じになるんです。

サンセットの定番、若草山もいいけど、せっかくだから木々の中で。キラキラとレンズのボケが綺麗に映えてきます。

見事なしだれ桜。この子のあとにソメイヨシノが咲き始めるのがいつもの奈良。他にもヤマザクラや八重桜と様々な種類の桜が奈良公園をいろどります。

誰もいなくなった奈良公園、シーンとした中でシャッター音だけが響き渡るこの時間に撮影するのが好きです。今年は観光客や他の撮影業者もほとんどおらず、お二人で貸切の1日を楽しめました。

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