ミシガンから奈良へ和装の前撮りをロケフォトで１

こんにちは、奈良で前撮りをロケーション撮影しているBridal-Soraの竹中です。五月も終盤、なんだかジメジメした日々が続きますね。でも奈良公園の木々たちはこの雨で青々し、とっても生き生きしてきました。ロケーション撮影が一年で一番美しい季節の到来です。

今回はアメリカはミシガン州からの新郎さま。ミシガンといえば僕の頭に思い浮かぶのがコレ

琵琶湖に浮かぶクルーズ船ミシガン。子供の頃、おじいちゃん・おばあちゃんに連れられて乗ったことあります。後ろでぐるぐる回る外輪と、暑い中食べたシャーベットの思い出が、、、。ディズニーの蒸気船マークトウェイン号に乗るたびに琵琶湖を思い出すんです。

紋付袴を颯爽と着こなす新郎さん。かっこいい〜！お嫁さんの白無垢もすごく似合ってますね。

今回は人力車で奈良町クルーズもありました。奈良公園とはまた違った風情のなる街並みの中を駆け抜けるこの人力車。実際に体験されたお客様は全員「乗ってよかった〜」との感想。しかも普通に走ってる流しの黒い人力車と違い一回り大きな白い婚礼専用車です。引っ張る車夫さんも、婚礼用には特別な資格が必要だそうです。結婚式の前撮りだからこそ乗れるこの婚礼専用人力車。目線も高いし、観光のお客さんも口々に「おめでとう！」の声をかけてくれるので気持ちいいですよ。

奈良町の中でも観光客の少ない通りを選んで撮影していきます。このあたりの町家は、入り口が狭くて奥に長い、いわゆる「うなぎの寝床」といわれる建物が多いんです。日本の伝統的な建築物が好きだという新郎さん。「これはEelのBedのように長細いんだよ」と教えてあげると伝わったようで「So interesting!」と答えてくださりました。

日本国旗と星条旗。これなかなかいいコンビネーションですね。「日本のInsuranceは素晴らしい！」と公的保険の充実してるところが日本のお気に入りだそうです。普段、当たり前にように使ってますが、世界から見れば稀なシステム。胸を張って自慢してもいいですよね。すこし僕も誇らしい気分になりました。

お互いの子供時代の写真を持ち寄って撮影。新郎さんの写真、アメリカで写真を勉強した僕にはとっても懐かしいクラシックなポートレート。ああこれいいなあ、、、、と今でも思います。

探せば絵になるいい場所が見つかるのが奈良公園のいいところ。その季節、時間、光の加減。毎回がアドリブと直感で場所とそこに行くタイミングを決めます。ロケ撮影の楽しい醍醐味。

今日は長くなったので、その２に続きます。

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