兄弟のように暮らしてきた愛犬とご実家で
今回お越しのI様。お婿さんは岐阜県各務原市のご出身。中学のころにラブラドールレトリバーのロビンくんを飼い始め、お婿さんとは兄弟のように暮らして来たそうです。長野の大学に進学後はロビンくんと離れ離れの生活。就職し、結婚したお嫁さんとの生活も奈良。人間よりも寿命の短い犬だから仕方ないのですが、だんだん年老いていくロビンくんを見て、なんとか岐阜県のご実家で一緒に結婚写真を撮れないものか、、、とのご依頼でした。僕も生まれたときから愛犬のネルと育ちましたし、今でも犬を飼っているので、「もちろん行きましょう!」と即答。
朝5時に出発して名神でいざ岐阜へ!ご実家ではお嫁さん・お婿さんのお支度中、普段とは違う気配にロビンくんソワソワ。
おぼつかない足取りでしたが無事に玄関先で一緒に家族写真を撮れました。
ロビンくんもお二人の晴れ姿に誇らしげな表情。犬は感情が出やすい生き物。言葉は通じなくても気持ちは通じます。
せっかく岐阜まで来たんだからと下見していた郡上八幡でロケーション撮影
すごく風情のある街並み
昔の街並みがそのまま残っています。
立派な郡上八幡城
じつは、このあとしばらくしてロビンくん、亡くなってしまいました。愛犬を亡くしたショックは計り知れないもの。でもこうやって一緒に撮影したときのロビンくんの表情を思い出すと、飼い主であるお婿さんが、かわいいお嫁さんを連れてきたことで愛犬としての役目を果たし安心したのかもしれません。ロビンくんの姿はなくても一緒に生活した想い出とこの写真はお二人とずっと一緒です。ロビンくん、また会いたいな〜、