奈良公園・桜満開ロケーションフォト!ママ振袖を着て成人式の前撮り写真撮影
こんにちは、ブライダルそらの竹中です。2025年も始まり、はや2週間。この週末は各地で成人式が催されていましたね。昔は成人式といえば1月15日だったと思うのですが、いつのまにか1月の第2月曜日が成人の日になったようです。自治体によっては前日の日曜日に開催されるところも多いみたい。また名称も「二十歳のつどい」のような感じになったりしてますね。昔、奈良では成人の日に若草山の山焼きがあり、成人式の後にそれを観にいくのが恒例行事だったなあ。(遠い目)
ママ振袖かレンタル着物か
今、二十歳の女性のお母さんはちょうど私世代。昭和40年代後半から50年代前半生まれだと思います。その頃は割と振袖を買ってもらった人が多かった気がしますね。しかもデパートとかの高級なやつ。だからせっかく良い振袖があるのだから、それを箪笥に眠らせておかずに活用しようというのがママ振袖。たしかに生地も正絹の良いもので、そこらのレンタルでよくあるポリエステルとはまるで違う。私もポージングの際に着物を触るのですが、昔の振袖は確かに型をつけやすいんです。それが正絹の良さ、大量生産のポリエステルでは不可能な部分。若くてもそういう本質的な違いをわかる女性になってほしいという期待も込めてママ振袖をもっとアピールしていきます。
昔の着物を現代に蘇らせる
もちろん、30年前と今では世界が違います。ヘアメイクだけでなく、着付け、帯結び、小物やスタイリングによってママ時代の振袖写真と全く別物に仕立てることも可能。今回もママのご実家がある福岡から振袖をスタジオに送っていただき、お嬢様やママと打ち合わせ、各種コーディネートさせていただきました。彼女の個性に合っていて、撮影している私からしてもとてもカッコよく仕上がっていると思います。
撮影はスタイリストとフォトグラファー、そしてお客様との共同作品
実は私、ブライダルそら以外に奈良市と宝塚市でフォトスタジオを2件経営しています。両店に専属のスタイリストがいて、彼女達は日々ヘアメイクや着付けの研究や練習を積み重ね、和装洋装関係なく良いものを創りだそうと頑張っています。お客様からのリクエストに応えるのはもちろん、ブライダルそらが打ち出すスタイルに合わせて仕上げてくれるのでフォトグラファーとして本当に助かります。そして大切なのは「撮影を楽しんでいただくこと」。お客さまが楽しくないと良い作品にはなりせん。帰りのロケ車内で「今日は楽しかった!」と言ってもらえるのがプロのフォトグラファーだと思っています。
奈良公園は桜で有名な場所
奈良で桜といえば吉野山ですが、奈良公園も数多くの桜が植えられています。管理事務所の方達がきちんと管理手入れされているので毎年美しくその姿を見せてくれるのです。
奈良桜ロケーションフォトシーズンは長い
奈良公園はソメイヨシノだけでなく山桜や八重桜、九重桜など種類が豊富なのも特徴です。それぞれ開花時期が異なるためタイムラグがあり、桜のロケーションフォトシーズンが長いのもメリットなんですよ。また浮見堂や庭園があり、写真のバリエーションもたくさん撮影できます。
ロケーションフォトで大切なのは経験と勘
私は奈良のローカルフォトグラファーですので長年このエリアの桜を見てきました。いつ、どこで、どの種類の桜が咲いているのか経験上わかります。また観光のお客さんの動きも判断できるから人が少なくなったタイミングで満開の桜の下、撮影することも可能。場所によって光の加減も変わるので、それも考慮しながらロケ車で移動しつつ撮影をしています。桜は繊細な色をしていて光の当たり方で全く表情を変えるのです。せっかくだからベストの状態で撮影したい、その情熱だけで桜ロケーションフォトシーズンを撮っています。
奈良で桜シーズンのロケーションフォトや前撮りは ブライダルそら へ