紅葉の奈良公園、浮見堂、吉城園での成人式振袖前撮りをロケーション撮影で

こんにちは、ブライダルそらの竹中です。

 

暑い、ひたすらに暑い夏真っ盛りですね。数年前まで７月や８月もロケーションフォトをしていたのですが、最近あまりの暑さにご予約は９月以降に変更していただいてます。明らかに日本は熱帯地方化していて、特に盆地の奈良の暑さは危険なほどなんです。特に弊社では和装での撮影をご希望のお客様が多く、クーラーボックスにスポーツドリンクや冷やしたタオルも常備し、休憩時間を長めに取りながらの撮影してきたのですが、それでも「万が一」を想像するほどの暑さが続いています。いろいろな事情で「どうしても今すぐ撮影したい」というお客様には経口補水液も持ち歩きながらの撮影となっております。

 

そんな暑い夏真っ盛りの奈良から、すこし涼しげな秋の紅葉ロケーションフォトの写真をご紹介。今回は二十歳の成人式、振袖を御召しになっての前撮り。ウェディングはもちろん、この成人式も記念写真の多くが前撮りとなっている昨今。よくある衣装屋さんのパックになってる写真では物足りない、という本人さんや親御さんがロケーションフォトをご希望されるんです。

 

この時の撮影も奈良公園内を撮影で５〜６箇所回ったのですが、まずは奈良公園の名所、浮見堂から。

バックのモミジ、毎年この界隈では早くに色づき始める子なんです。ちょうど、グリーン〜オレンジ〜レッドとグラデーションが綺麗なタイミングで撮影することができました。また午後遅い風がやむタイミングを計算してこの場所に来たので、水面にうつるリフレクションも良い感じですね。チラッと入ってる白鷺はこの池の住人です（笑）。

 

 

観光のお客さんや他のロケ業者さんで混み合う浮見堂からロケ車で奈良公園内を移動。名庭園の吉城園にやってきました。ここは春の桜、秋の紅葉と奈良の色を濃縮したような美しい庭園で、プライベートで訪れても癒される場所。観光でお越しになるお客さんも多いので、どんどん移動しながら迷惑にならないように人が切れるタイミングを見計らって撮影しています。

 

 

 

園内には趣のある茶室があり、和装や振袖にもとっても似合うロケーション。いつも少し遅い時間に訪れるので人もまばらで静かな環境、たまに吹く風の音だけを聴きながらの撮影。こういう撮影がいかにも奈良らしくて好きなんです。僕自身、学生時代に京都に住んでいたこともあり、京都も好きな街ですが、やはり仕事で撮影となるとあまりザワザワと人が多いのはどうも苦手で、、、。どうしても人が少なくて美しい奈良の景色にお客様をお連れしてしまいます。

 

 

また単に自然の景色だけでなく、良い建築物があるとロケーションフォトにはとても写真映えするんです。古い木の板、ガラスに写り込んだ紅葉。いろいろ考えながら全体の構図を組み立てていきます。

 

また少し車で移動していると、綺麗なモミジと鹿ちゃんを発見。ほとんど人が来ないエリアなので、あまり目に止まってないこのモミジも、こうやって可愛い二十歳の女の子と一緒に写真に残れば嬉しいはず。

 

 

二十歳のお祝いということで親御さんやご家族も一緒に撮影に合流されることも多いですね。今回は同行していただいたお母さんともツーショット。このお母さんの笑顔に２０年間の子育てが凝縮されてるのではないでしょうか？

 

 

 

彼も二十歳のお祝いに花束もって見学にきてくれました。素敵な彼やなあ〜。

撮影終わっての帰り道、提灯で奈良町を照らす「ならまち遊歩」というイベントが開催されてました。せっかくなので立ち寄って撮影。弊社では他社さんでよくある「何箇所撮影していくら」的な料金プランではなく、その日その時に僕が考える「ベストな美しい奈良」を回り尽くすという撮影スタイルです。なのでこういったイレギュラーなイベントも大歓迎！

 

8月になり、結婚式だけでなく成人式の前撮りロケーションフォトのお問い合わせもグンと増えてきました。今回のブログで奈良での撮影がどんなものか、イメージを掴んでいただけたかと思います。

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