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何かを始めるのに遅すぎることはない

こんにちは、Bridal-Soraの竹中です。11月最初の週末は3連休。僕も結婚式の撮影がんばってきました。スタジオも大忙し。全国の写真館は週明けホっとされてたのではないでしょうか?そんな土曜日の夜、母校立命館大学の恩師、木津川計先生に集う歴代ゼミ生の会「立計会」に京都に行ってきました。僕が先生のゼミに入ったのは今から24年前。いま、こうして経営者として生きていけてるのも先生のおかげなんです。僕の人生のなかで節目節目で僕に影響を与える人との出会いがありますが、木津川先生もその1人。学生時代、先生のおかげで京都市主催の大きなイベントのリーダーをさせていただくという経験があり、大きなチームを率いる面白さを体験したことが自分で会社をつくる動機の1つになりました。

毎年おなじみの仏光寺にある雪月花さんで。四条通りよりも下った高瀬川のあたりはこの数年でおしゃれでいいお店が増えました。木屋町のガラが悪くなったので、このあたりがいいな。

83歳になる木津川先生は今年、立命館大学の名誉教授になられました。上方文化を研究する先生が雑誌「上方芸能」を創刊されたのが32歳のころ。50歳から大学で教え始めたそうです。ゼミ生9期生の僕。1期の先輩はそろそろ50歳。社会的にそれなりの立場になられていますが、「本当にいまのままの人生でいいのだろうか?と思っている」と口々におっしゃっていました。そんな時に出て来たのがタイトルにある「何かを始めるには遅すぎることはない。」という先生の言葉。

1期から13期まで400人弱いるゼミ生のうち、20人少しが全国から京都に集まりました。先生も「生きている限りは活火山でいたい」とおっしゃり、70歳から始めた1人語り劇場を来年いっぱいはつづけるそうです。「もう平均寿命をすぎたから、それが終われば好きな物を食べて好きな物を飲む」とおっしゃってましたが、20年以上前の教授時代からそれは変わってないような、、、。笑

去年、僕が撮影した先生のポートレートを褒めてくださり、肝心の先生の授業については本当に駄目学生だった僕にはとっても嬉しかったです。来年も大学の特別講義や1人語り劇場を見にいこうと思います。「文化人」とよばれる人とお会いしているだけで、本当に自分の教養が高まった気がしてくるから不思議なものですね。