静かな奈良の神社・紅葉と白無垢ロケーションフォト
こんにちは、ブライダルそらの竹中です。
いよいよ8月に入りました。相変わらず太平洋高気圧は元気一杯。私は北陸や四国と西へ東へ大移動しながら夏を楽しんでいます。小雨で水不足が少し心配ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて本日は秋の奈良、真っ赤な紅葉でのロケーションフォト撮影についてご紹介します。
奈良公園には様々な園地や庭園があります。それぞれ秋になると桜やモミジが色づき、それはもう「美しい秋の古都」に変化していきます。そんな日本全国のフォトグラファーが羨む恵まれた環境の中で撮影させていただいてるのですが、基本的に神社やお寺は私有地なので撮影できない場所(あるいは特殊な許可が必要)がほとんど。
ブライダルそらでは、お世話になっている氏子さんのご好意で地元神社での撮影を行なっています。今回はその神社で白無垢のロケーション撮影のお話し。
観光客のいない静かな神社で紅葉ロケーションフォト
神社いえば和装が似合う場所。かつやっぱり白無垢ですよね。朱塗りの鳥居や壁など白と赤のコントラストも美しい。そして秋になると境内が紅葉で色づきはじめます。
昔から地元で愛され大切に守られてきた神社。お二人の明るい未来のためにも撮影だけでなく実際にお参りしながら撮影が進みます。タイミングよくラッキーなお二人は、稀に宮司さんからご祈祷していただけたこともありました。
大切に写したい、本来あるべき花嫁姿
楽しくカジュアルな撮影も良いのですが、やはり和装を撮影するならきちんと白無垢が美しく映えるポーズでも撮影したい。写真業界用語で「型物」と呼ばれるスタンダードなポーズ写真ですが、実はこの型をつける技術をもったフォトグラファーが少なくなっています。移動時は「おからけ(お抱え)」つまり、紐やベルトで着物を上にたくしあげて固定した状態なのですが、それらを全て外し、折り紙のように縫い目を折ながらお嫁さんの身体にフィットさせつつポーズをつけるのに技術が必要なのです。
お嫁さんのお母さん世代では当たり前の、こういった基本的結婚写真ですが、最近はロケで撮影することばかり強調されて、本来あるべき姿を残していないということに危機を感じています。私も他のフォトグラファーに指導する機会もあります。古いと言われても、結婚写真の本質を見失わないように大切にしたいのです。
古都・奈良の紅葉撮影を満喫してください
繰り返しますが、奈良は古都。1300年前と変わらない姿でお二人を迎えてくれます。また絶え間なく人の手が入った管理された自然ならではの整った美しさもあります。特に秋のシーズン、地元ローカルでも行ったことも見たこともない場所にお連れし、紅葉を楽しみながら撮影させていただきます。
撮影後に「今日は1日楽しかった」必ずそう言っていただけるように単に写真を撮るのではなく、お二人の大切な1日をプロデュースしています。
秋の紅葉シーズン、奈良でロケーション撮影は Bridal-Sora