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建築物好きが撮影する奈良国立博物館でのウェディング・ロケーションフォト前撮り

こんにちは、ブライダルソラの竹中です。私、実は建築物が大好きで日本のみならず世界のあちこちを旅する最中に、様々な建築物を必ずチェックするんです。

竹中岩仁.が好きな日本の建築物

東京だと国立新美術館(黒川紀章)、国立西洋美術館(LeCorbusier)、三菱一号館美術館(JosiahConderが好み。最近のだとGINZA SIX(谷口吉生)も好き。そんな私が地元、奈良で大好きなのが奈良国立博物館の旧本館。今の「仏像館」です。

日本に誇る三大帝国博物館・奈良国立博物館とは

東京、京都と並び日本の帝国博物館の一つ。興福寺の旧境内にあり、1895年に帝国奈良博物館として開館しました。設計は宮内省の建築家、片山東熊(かたやま とうくま)。京都国立博物館特別展示館や東京国立博物館表慶館も設計し、近代建築の雄と言えるでしょう。また東京駅や大阪の中央公会堂、奈良ホテルを設計した辰野金吾らと同じ時代を生きた素晴らしい建築家です。

私の好きな建築家の傾向

東京丸の内にある三菱一号館美術館をつくったJosiah Conderは片山東熊、辰野金吾らの師でもあります。また国立新美術館を作った黒川紀章とGINZA SIXの谷口吉生は同じ丹下健三の門下生。私の建築物の好みはどうもルーツはどこかで繋がってますね。

正倉院展も開催される奈良国立博物館

毎年恒例の有名な「正倉院展」はこの奈良国立博物館の新館で開催され全国から来館されます。今年2024年の初夏には「空海展」もあり、私も見に行きましたが大好評でした。

奈良の素晴らしい近代建築

奈良の建築物といえば東大寺や興福寺、薬師寺や法隆寺といったお寺が有名なのですが、近代建築もすごく良いものがあり、奈良国立博物館以外にも南都銀行本店(旧六十八銀行)や奈良ホテル本館、奈良女子大学の記念館も素晴らしい。特に奈良女子大学はOGのお嫁さんが撮影をご希望されることも多く、何回も訪れています。奈良女子大学でのロケーションフォト

全国の同業者も羨む奈良の和洋折衷ロケーションフォト

古都・奈良といえば和装のイメージを抱かれる方が多いと思いますが、実はドレスでの撮影もよく似合います。

奈良が良いのは、奈良公園はもちろん県内のあちこちに自然がたくさんあり。きちんと許可を取れば撮影可能ということ。そして電信柱や電線が全くない場所も多くて観光客でごった返す訳でもない。これは日本全国の写真同業者仲間からも「羨ましい」と言われてるポイント。まさに和洋折衷、古都でモダンなドレス撮影が可能な理由なんです。

奈良若草山でサンセットロケーション撮影

重厚感ある奈良国立博物館

今、日本の建築業界は細い木材を使った割り箸細工のようなものがトレンドなのですが、実は私、あれがあまり好きではありません。そもそも木材を剥き出しで使うと相当メンテナンスに手間とコストをかけないと腐食してしまいますし、なんだかデザインも薄っぺらくって(個人的感想ですよ)、、、。

そんな中、これですよ!これ!ジャーン!

奈良国立博物館でロケーション前撮り撮影

奈良国立博物館この重厚なデザイン。めっちゃかっこいい!片山東熊に惚れ込む瞬間!年月が経っても古びないどころか、ますます光り輝くデザイン!

新郎さんのソロショットも決まる!

この重厚感ですから、タキシード姿の新郎さんもバッチリかっこよく決まります。

新郎さんは大抵「私、写真撮影が苦手で、、、」とおっしゃいますが、大丈夫!今まで全ての新郎さんにも「今日の撮影めっちゃ楽しかった」と言っていただいてます。(私の密かな自慢)

奈良国立博物館で前撮り

ノリ始めると、どんどんその気になるのが新郎さん。お二人ともモデル以上の映え!

新郎さんの一人写しもかっこよく決めてます。

奈良国立博物館でウェディングドレスの前撮り写真

この重厚感ある柱!お二人もめっちゃかっこいい!

そして奈良国立博物館からのサンセット。同じ撮影場所で建築物とサンセットの2種類撮影できる、まさにアーモンドチョコのように一粒で二度美味しい(昭和生まれ限定)。

 

東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知からも沢山ロケーションフォト撮影に来られます

秋から冬にかけて、柔らかい光が差し込んでくる奈良国立博物館。ぜひ奈良にお越しになって結婚写真を残してください。ブライダルソラは奈良の会社ですが、なぜか愛知県名古屋近郊や、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のお客さまにも愛されてまして、「旅行がてら」という名目で撮影に来奈良いただいてます。ありがたいですね〜。私の奈良弁(関西弁の中でも少し違う感じ)にもお付き合いいただき、感謝!

 

撮影時間とライティングテクニックで勝負

こんなかっこいい奈良国立博物館ですが、いつ行っても良い写真が撮れるかというと、そうではありません。季節によって変化する太陽の角度を計算し、1日の撮影スケジュールを組んでベストな時間に訪れ、さらにライティングを駆使して良い写真を撮ります。このあたり、私が奈良に精通する地元ローカルフォトグラファーであるということ。お二人やアシスタントと一緒にロケ車で移動する(駐車スペースの問題もあります)こと。そして何より結婚写真と建築物が大好きということが大きなモチベーションになってるのは間違いないですね。

ぜひ一度LINEやメールでお問い合わせください

奈良で和洋折衷、自然の中と壮大な建築物でのウェディングロケーションフォトや前撮り撮影はブライダルソラ